
*オリジナル清酒
本物のオリジンル清酒を販売したく、米栽培からしました。前ページで述べたように、徹底した山田錦栽培で、その山田錦を姫路市内の田中酒造場に持ち込んで私の思いどおりに清酒を仕込んでいただきました。米栽培からオリジナル清酒を販売している酒販店は、全国で私だけだと思います。
お客様から「こだわりの清酒ですね」とか「こだわりのお米ですね」とよく言われますが、こだわりは一切ありません。当たり前のことです。お客様に、美味しい清酒を販売する事は、当たり前のことですから、当たり前の事を淡々としているだけです。

山田錦純米吟醸酒「聖瑞(せいずい)」 山田錦甘口純米酒「北はりまのめぐみ」 山田錦水車精米杉樽生もと仕込み「西脇物語」 山田錦純米吟醸生酒「北はりま山田錦」 有機栽培山田錦純米吟醸酒「北はりま夢街道」 山田錦純米酒「北播磨」を販売しております。

西脇市・三木市・小野市・加西市・加東市・多可町の5市1町からなる北播磨地域は、兵庫県のほぼ中央に位置しており、総面積は895.56 平方キロメートルで、県土の10.7%を占めています。 日本のヘソ(東経135度、北緯35度)と称せられている地理上の日本の中心地(西脇市) があり、日本の標準時を定める子午線が南北に貫いています。また、県下最大の河川加古川が、地域の中央部を貫流し、流域には播州平野が広がっています。また、山田錦の発祥の地そして主産地で全国の山田錦出荷量の約八割を当地域が占めています。その、山田錦をふんだんに使い、醸される清酒は、内陸型の特徴が清酒に生かされた、芳醇で穏やかな日本酒らしさが、最も現れています。

兵庫県は、やや中央部を東西に中国山地があり、瀬戸内海と日本海に面し、気候風土・産業・人口密度など表情が大きく異なる県です。また、食文化もその土地により大きく異なり、酒質も大きく異なります。瀬戸内海に近い酒質の特徴は、芳醇でキリッと引き締まったタイプ、山間部の酒質は、米の旨味がたっぷり味わえる濃醇なタイプ、日本海に近い酒質は、吟醸香が豊かで、スッキリした淡麗タイプの清酒です。県内で、色んなタイプの銘酒が味わえるのも珍しいと思います。
*県外の銘酒について
兵庫県北播磨地方の山田錦で醸された清酒を、主に取り扱っています。本醸造酒・純米酒・純米吟醸酒・大吟醸酒・純米大吟醸酒それぞれの特徴が最も表現されているタイプのものを扱っています。有名で流行の清酒を追うのではなく、取り揃える数を増やすのではなく、飲んで美味しいと思うものだけを、販売したいと考えます。
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